人生を振り返る-社会人②転換期-
前回の会社を退職後
カウンセリングやメンタルクリニックに通う
メンタルが限界を迎えた私は仕事を辞め、メンタルクリニックやカウンセリングに通うようになります。
金銭的に苦しかったですが、人と関わることができない状態だったので、働くことが怖くて出来ませんでした。
メンタルクリニックに通いつつ、何かできることを探す
前回の会社を辞めてから数ヶ月経った頃、まだ働ける状態ではありませんでしたが、
合同企業説明会(複数の企業が同じ会場に集まり一斉に会社説明会を聞ける場)に参加してみました。
『メンタル的に働くことは出来ないが、どんな仕事があるのか、色んな企業を見てみたい!』という気持ちでとりあえず行ってました。
合同企業説明会で、ある企業と出会う
面接のお誘いをいただいたが、、
そこである企業と出会います。
私には未知の業種だったので、さらっと聞いてその場は終わりました。
その後、その会社から『面接を受けてみないか』という連絡をいただきました。
私の心境としては、
「会社の方から連絡をもらえるなんてありがたいけど、きっとまたうまくいかない。
いつもみたいに嫌われて終わる。
毎日動悸も起こるし、胃も痛いしこれ以上つらい思いをするのは嫌!
でも断ったらもったいないかな、、どうしよう、、」
という感じでした。
働ける状態でなかったが挑戦したい気持ちもあった
「まだ働けない、、」という気持ちと、
「受かりそうな企業があるなら働いてみたい」という気持ちがぐるぐるしていました。
そこでその採用担当の方に正直に言ってみました。
「私はたぶん対人恐怖症で、人と接することが苦手です。
今、人と接することが怖いです。メンタルクリニックにも通っています。
なので、お誘いをいただけて嬉しいですが、面接を受けようか悩んでいます」と。
ここまで伝えたらどう反応されるかな?と不安でしたが、正直に伝えてダメだったらそれでいいと思い、その時は電話を切りました。
後日、「良かったら面接を受けに来てください」連絡をくれたので驚きました、、。
新たな会社で働き始めるがうまくいかない
そういうわけで、
その流れでその会社に就職し仕事をスタートさせたわけですが、まぁうまくいくはずがありません。笑
私はその会社でどんな様子だったかというと、、
- 人と話せないし話し方が分からない
- 周りの人と連携しないと仕事が進まないのに、誰かに声をかけることも出来ない
- 周りの話し声が気になる
(自分のことを言われているのではないかと聞き耳を立ててしまう) - 周りのことが気になりすぎて仕事に集中出来ない
こんな感じで、
『環境が変わったとしても自分が変わっていない』ため、今まで通り人から距離を置かれてしまいました。
就職したが、休職する
何ヶ月か働いてみたものの一旦休職します。
1ヶ月休職しました。
今考えたらもう少し休職しても良かった気がします。
1ヶ月休んで復帰したところで、うまくいくわけないですから、、。
当時は、『早く復帰しなければ!』と焦る気持ちが先行していました。
復職時、社長が『ある提案』をしてくれた
復職する時、《社長がある提案》をしてくれました。
「今までの部署に戻るのがつらかったら、他の選択肢がある。
他の部署で働いてみるのはどう?
いくつかあるけど、出来そうなのがあればやってみたら?
もちろん退職するという選択肢もあるけど、せっかく頑張っているのに辞めるのはもったいなくないか?」
と言ってくれたのです。
社長は面倒見が良くて優しい人でした。
会社のなんの役にも立たない私を見捨てずにいてくれました。
復職後
その後、私は他の部署で復職しこの会社で働き続けました。
メンタル面はすぐにどうにかなるわけでもなく、毎日動悸や腹痛でつらかったですが、なんとか働き続けました。
何年かかかりましたが、試行錯誤しながら克服しました。
当時の私は、
自分軸というか、人間としての土台みたいなものがなかったので、
その『土台を作りながら、コミュニケーション能力も構築』していきました。
まとめ
人生は、死ぬまで孤独で暗闇が続くと思っていた
『私の人生は死ぬまで孤独で暗闇が続くのか』と思っていましたが、この会社に入社し社長に出会えて少しずついい方向に流れが変わっていきました。
私のことをずっと気にかけてくれていた社長にはとても感謝しています。
まぁつらい日々でしたが、、。笑
生きづらさから解放されたい一心で、なんとか頑張りました。