つぶやき

つぶやき。外づらがいい人は子どもの頃【〇〇が出来ていなかった人】

おもち

あなたの家族には、
外では「いい人」だけど、家族の前では「まるで別人」といった人はいますか?

今回、このテーマを書きたくなった理由は、私の父がそういう人だったからです。

《外づらはよく、家庭では全く別の顔》を持っていたので、
なぜそうなってしまったのか気になり調べてみました。

調べていくうちに、
【外づらがいい人の特徴や、そうなってしまった原因がわかった】ので、今回は紹介します。

「外づらがいい人」の概要

「外づらがいい人」になってしまう原因

結論を先に述べると、
外づらがいい人は【子どもの頃、甘えの欲求を満たしてもらえなかった人】らしいです。

【「外づらがいい人」になってしまう原因】

子どもの頃に「甘える」という欲求を満たしてもらえなかった人は、大人になってもその欲求を抱え続ける。

大人になり、その欲求を外では出せないが社会的影響のない家庭内で満たそうとして、わがままだったり支配的になる。

また、自己肯定感が低いことも考えられる。

そういった人は「認められたい」欲求が強く、周囲にはいい人を演じつつ内側には苛立ちや不安を抱えていて、
その苛立ちを家庭の中で解消しようとする。

確かに、納得。
私の父の生い立ちを考えると「二面性を持つ性格になってしまっても仕方がないか」と感じてしまいました。

「外づらがいい人」の特徴

外づらがいい人とは、どういった特徴を持つのか?
身近な人の前ではどんな異なる姿を見せるのでしょうか。

【身近な人の前で見せる姿】

  • 自分の思い通りにならないと不機嫌になる/怒る
  • 威圧的/支配的
  • 口数が少なかったり感情表現が乏しく、自己主張が出来ない

外ではいい顔をしているが、身近な人の前では素の自分になり態度がわがままになる傾向があるようです。

父の話

私の父は外づらばかり良くて、
『家では機嫌が悪い』『キレたら物に当たる』ことが多い人でした。

外づらがいいので家族以外の人からは「いい人」だと思われていてタチが悪い、、。

周囲の人から「あなたのお父さんは本当にいい人だよね〜」と言われる度、
「家の中じゃ全然違う人だよ、、。うちにいる時の父をみんなに見せてあげたい。」

周囲の人と家族の前で見せる顔が違いすぎて、いつも戸惑いを感じていました。

キレると物に当たるので、子どもの頃は怖くて仕方がなかったです。

そんな父の生い立ちですが、
父も機能不全家庭で育ち、小さい頃から『親に甘える』ということができなかったんだと思います。
父のお父さん(私の祖父)もキレると物に当たる人でしたから、、。

こういう性格が出来上がってしまったのも「しょうがない」と少し同情の気持ちも出てきました。

機能不全家族とは?

ストレスが日常的に存在している家族状態のことを指して使われる言葉です。

主に保護者から子どもへの虐待・ネグレクト(育児放棄)・子どもに対する過剰な期待などのさまざまな要因が家庭内にあり、子育てや生活などの家庭の機能がうまくいっていない状態を言います。

ITALICO発達ナビ

子どもの頃、「子どもの扱いを受けなかった」ことが大人になって与える影響

子どもの頃の家庭環境は、その人が大人になっても影響し続ける場合が多いです。

子どもの頃に子どもの扱いを受けてこなかった人(わがままが言えない、否定される、親の機嫌を伺うなど)は、健全な心が育たないまま大人になってしまいます。

本人の自覚がなければ一生そのまま生きていくことになります。

そういった人も20代30代となれば家庭を持ち始める人が多くなると思います。
子どもが出来ればその子どもにまた影響を与える。

こうして機能不全家族の連鎖は続いてしまうのです。

機能不全家族で育ち、生きづらさを抱える人へ

解決策

【機能不全家族で育ったが故に、生きづらさを感じている人へ。】

こういった人はまず、
【育った家庭環境に恵まれていなかったことに気づく】ことが第一歩であると思います。

あなたはなにも悪くない。
あなたが生きづらさを感じているのは、《周りの環境が悪かったから》
なのです。

そのことに気づき、まずは自分を責めることをやめてほしいです。

そして、抱えている悲しみやつらさを受け止めてあげることで、生きづらさは解消されていくでしょう。

愛情のある家庭をみて思うこと

自分の家族と正反対に、仲の良い家族をみるとイライラしてしまう

自分の家庭環境があまり良くなかったからか、
私は今でも《愛情の溢れる家庭》を見ると苛立ちが募ってしまいます。

というのも、
心が自立した親に育てられたら生きづらさや不安を感じながら生活することなどなかったし、
親がちゃんと心を育ててくれたら生きることにこんなに苦労しなかった
のですから。

今でも、生きづらさを経験することなく楽しく生きている人を見ると、ついイライラしてしまいます。

でも本来はその姿が一般的ですし、
イライラしたところでなんの解決にもならないことは分かってるのですが、、。

『自分が与えてもらえなかった愛情をもらえている』
『生きづらい感覚を知らずに楽しそうに生きている』


自分が今まで苦しい思いをしてきた分、羨ましい気持ちがつい出てきてしまうんですよね、、。

まとめ

今回は、【外づらがいい人の特徴】について述べました。

【「外づらがいい人」の特徴まとめ】

  • 外づらがいい人は、子どもの頃甘えの欲求を満たしてもらえなかった人
  • 子どもの頃の愛情不足が原因で、他人に承認して欲しい欲求が強くなり、
    他人に認めてもらうことで自分の価値を確認しようとすることがある
  • 自己肯定感や自尊心が低い場合が多く、外ではいい人を演じてしまうが内側には不満や怒りを抱えている
  • 内側に溜まった不満を、社会的影響のない身近な人にぶつける

『外と家庭で別の顔がある人』にはこういう結果になってしまった原因があることがわかりました。

父に対して色々思うことはありますが、過去を変えることはできません。

《子どもの頃にちゃんと子どもの扱いを受けることがどれだけ大切なことか》が理解できたので、それが分かっただけでもよしとします。

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おもち
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『コミュ力・自己肯定感ゼロ』毎日不安と動悸に襲われ、いつも死ぬことしか考えていなかった私が「30歳で生まれ変わった方法」 を紹介しています。
【今、自分に自信がなくても嫌いでも、半年後、自分のことが好きになる】ことを目指します。
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