生きづらさを克服する《実践法⑦》
《実践法⑦》課題
第7回目の課題は、こちらです。
自分の性格を理解する
『得意/不得意、好き/嫌い』など、自分の性格を理解するとぐっと生きやすくなります。
『 得意なこと 』は活かす!
『好きなこと 』は自分の周りにいっぱい集めて、心を満たしてあげましょう!
落ち込んだ時でも『好きなこと』があなたを救ってくれます。
『不得意/嫌いなこと』は無理に克服する必要はない。
不得意を頑張って克服しようとするよりも、得意を伸ばす方がいいのではないかと思います。
不得意なことを無理に克服しなくてもいいと思いますが、ある程度、不得意/嫌いになってしまった『原因と対策 』を探っておくと、心にゆとりが出来るかもしれません。
人それぞれ得意不得意があります。
得意なことは頑張る。
不得意なことはそれを得意とする人に任せる。
それでいいと思います。
「自分の性格は自分が1番分かっている」と思われるかもしれませんが、それって『なんとなく』ではありませんか?
今回もノートに書き出すことをお勧めします。
今一度、自己理解を深めていきましょう。
では、実践に入ります。
書き方
- 性格のプラス面、マイナス面を挙げる
- マイナス面の『原因を探る+対策を考える』
①性格のプラス面、マイナス面を挙げる
今回は、対人関係においての性格分析をします。
まずは、『プラス面』と『マイナス面』を思いつく限り書き出してみましょう。
私の性格分析になってしまいますが、例に挙げて解説します。
【得意/プラス面】
・誰に対しても優しい
・話を聞くことは得意
・悪口を言わない
【不得意/マイナス面】
・人間関係においてちょっとしたことで緊張する
・会話が下手
・ネガティブになりすぎる
・被害妄想しやすい、被害者意識が大きい
・気分のムラが激しい
・何人かいる中で、一対一で話す(会話を聞かれている状態が苦手)
②マイナス面の『 原因と対策 』を考える
苦手なことには発端となる『原因』があるはずです。
原因を探り、『対策法』がありそうだったら自分なりに考えてみましょう。
【 苦手なこと・マイナス面 】
・人間関係においてちょっとしたことで緊張する
・会話が下手
《原因》
会話の仕方や発展のさせ方が分からないので、返事の仕方が分からず緊張してしまう。
それは経験がないことが原因。
《対策》
少しずつ経験を積んでいくしかない。
・ネガティブになりすぎる
・被害妄想しやすい、被害者意識が大きい
《原因》
今まで人間関係で嫌われることが多かったから、人が怖くなってしまっている。
そのため、相手の少しの態度の変化に敏感になってしまう。
人の好意は受け取れないのに、されて嫌だったことはずっと引きずってしまう。
《対策》
好意は快く受け取ることと、人に攻撃的にならないように意識する。
・気分のムラが激しい
《原因》
自分としてはそうしたくてしてる訳ではない。
いつも人の顔色を伺ってしまうから、人の態度次第で自分の気分が影響されてしまう。
《対策》
これが普通になってしまっているので、今の自分ではどうにも出来ない。
・何人かいる中で、一対一で話す(会話を聞かれている状態が苦手)
《原因》
会話が下手だから、周りの人に会話を聞かれるのが怖い。
変に思われないか気にしてしまう。
《対策》
苦手なんだから、そういう状況で無理に話す必要はない。
無理に会話を続けようとしない。
あまりにも緊張してしまうようなら、深呼吸しながら緊張を落ち着かせる。
まずは、
『自分を否定する行為をやめる+マイナス面も受け入れてあげること』から始めてみましょう。
「こういったマイナス面もあるけどそれも含めて自分なんだ」とありのままを受け入れてあげましょう。
弱い一面はあって当たり前です。
原因と対策を考える意味とは?
冒頭でお伝えしましたが、苦手を克服する必要はありません。
ただ、『原因と対策を心得ておくこと』で、心に余裕が生まれます。
- 原因を探り、マイナス面も自分の一部なんだと受け入れてあげること
- 苦手を把握することで心にゆとりを持つこと
この2点が目的です。
自分の性格を書き出すことが難しい方へ
『自分の性格を書き出す』と言っても、急には思いつかなかったりします。
「自分の性格をもっと深掘りしてみたい、、自分でも気付かなかった新たな一面が発見できるかも、、」
そんな時、この書籍と出会いました。
この書籍は、
「人生や仕事においてのやりたいことの見つけ方」を紹介していますが、自己理解を深めるのに役立ちました。
『好きなこと・得意なこと・大切にしたい価値観』を、質問に回答する形で自分を深掘りすることができるので、自然と自己理解が深まります。
- 性格を言語化するのが難しい
- 様々な観点から自分を深掘りしてみたい
- 自己理解を深め、これからの仕事との向き合い方も考えたい
そういった方は、この書籍を利用してみるのもいいかもしれません。
まとめ
第7回目の課題は、
自分の性格を理解するでした。
- 性格のプラス面、マイナス面を挙げる
- マイナス面の『原因を探る+対策を考える』
- 得意なことは活かす
- 好きなこと/好きなものは自分の周りにいっぱい集める
- 不得意/苦手は無理に克服しなくていい
ただ、原因と対策を探れば心にゆとりが出来る
自己理解が深まると、『自分にとって心地いいものが選択できる』ようになります。