書籍紹介

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本/武田友紀 #4

おもち

著者【武田友紀さん】の紹介

武田友紀さん(@sensainomori)は、HSP(Highly Sensitive Person:非常に敏感な人)専門カウンセラー。

心理カウンセリングの経験をもとに、繊細な気質を持つ人々が日常生活や仕事、人間関係で抱える悩みを軽減し、より快適に生きるための方法を提案している。

今回紹介する【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる繊細さんの本】は、累計60万部以上を売り上げたベストセラー。

武田さんの書籍は、
具体的な事例やノウハウが豊富で、多くの読者から支持されている。

はじめに

本書でわかること

『気がつきすぎて疲れる』ことが多い繊細さん。
最近よく耳にする、《HSP》と呼ばれる人たちのことです。

HSPとは、生まれつき繊細な心の持ち主のことで、
・感じる力が強い
・感受性が豊かで疲れてしまう

といった特徴があります。

そんな繊細さんが【元気に生きるための方法】がこの本には詰まっています。

こういった方におすすめ
  • 音/匂い/光/肌触りなど、感覚的刺激に敏感
  • いつも他人の気分に左右され、感情が疲れる
  • 他者の気持ちを自分のことのように感じてしまう
  • 自分を犠牲にしてしまう
  • 競争や観察されていると緊張し、いつもの実力を発揮出来なくなってしまう
  • 楽しい出来事があったとしても疲労感が募る

そういうあなたは「繊細さん」かもしれません。

本の紹介

「気がつきすぎる」で困っていたことは、『気にしない』が出来ない

普段の生活の中で困っていたこと。

それは、
「気にしない」ってどうすれば出来るのかが分からない、、。

おもち
おもち

気にしないフリは出来るけど、本当は私気づいちゃってるし、、。

気がつかなければ気にならないのに、それが出来ない!泣

いつも『気づかないフリ』をしようと必死で、心がざわざわすることが多く困っていました。


『気がつきすぎて疲れる』の解決法

本書で述べられている解決法は、気がつきすぎてしまう繊細さんは、
【「気にしない」のではなく「気づいた上でどう対処するか」】が大切なんだそうです。

「おー!そうすればいいのか!!」
いつももやもやしていた心がこの言葉で救われました。

  • 気がついてしまう人⇨神経質だったり、生きづらい
  • 気にしない人⇨生きやすい

私の中にはこんなイメージがあったので、とにかく『気づかないフリ』をいつもしてしまっていました。


それからは、同じようなことが場面に出くわしても
「私、気づいちゃってるなー。あ、でも気づいていいんだ!気づかないフリをする必要はないんだ!」
と、ありのままの自分を肯定してあげることが出来るようになりました。


繊細さんのいいところ

繊細さんは『感じる力が強いから疲れてしまう』ことが多いですが、
逆に『いいことも深く感じることが出来る』というプラス面も持ち合わせています。

自分の周りにあるいいものに気づき、深く味わうことで、身も心も満たされていくのです。

繊細さんが元気に生きるためには

では、いろんな刺激を感じ取ってしまう繊細さんは、
【どうしたら元気に心地よく生きられる】のでしょうか?

それは、ストレスに耐えられるような自分を作るのではなく、
仕事・休日の過ごし方・暮らしの環境などあらゆるものにおいて《自分で道を選ぶことが大切》だと述べられています。

色んなことに気を取られてしまうHSPだからこそ、
【自分がいいと思ったもの・心地よいものを自分で選択し、元気に生きられる環境を作っていくことが大切】なのだと感じました。

様々な場面での「困った!」時の対処法

本の後半では、
繊細さんが元気に生きるための【様々な困った場面での対処法】が書かれています。

普段から「これってどうすればいいの?」と思っていることが、この本で随分と解決できると思います。

【「これってどうすればいいの?」繊細さんが困る場面】

  • 「配慮が足りない人」に振り回される
  • 相手の気持ちがわかってしまう
  • 人を頼れず、自分1人で頑張ってしまう
  • 非繊細さんとの付き合い方
  • 仕事との関わり方
  • 五感別(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)の刺激の予防法

これらはたぶん、繊細さんがよく抱えているであろう悩みではないでしょうか。

対処法が分かると、今まで苦手だった場面が少しずつ苦痛ではなくなっていくことでしょう。

まとめ

  • 繊細さんの特徴
  • HSPとの付き合い方
  • 繊細さんが普段の生活で「困った!」時の対処法

など、人間関係や仕事において、繊細さんが【元気に生きるための方法】が紹介されていました。

この本を通して大きな収穫だったことは、
マイナスに捉えられがちな繊細さは、逆に《いいこともいっぱい吸収できる》ということ。

私は今まで、繊細さのマイナス面ばかりに気を取られていましたが、
《いいこともいっぱい味わうことが出来る》
プラス面もこれからは活かしていきたいと思いました。

自分で心地良いものを選択し、心地の良い環境を整えることで心を満たす。

【繊細さんが元気に生きていくための方法を学べる一冊】です。

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おもち
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『コミュ力・自己肯定感ゼロ』毎日不安と動悸に襲われ、いつも死ぬことしか考えていなかった私が「30歳で生まれ変わった方法」 を紹介しています。
【今、自分に自信がなくても嫌いでも、半年後、自分のことが好きになる】ことを目指します。
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