自分いじめの呪いを解く本/ココロジー #7

著者【ココロジーさん】の紹介
心理学をベースにしたメンタルメディアで、InstagramやXなどSNSを中心に活動している。
Instagramのフォロワーは8.5万人にのぼる。
すぐに役立つ心理学やメンタル知識を発信しており、実践的なアドバイスを提供することで、多くの人に支持されている。
Instagram:@cocology_shin
X:@Cocologyinfo
(2023年9月頃から活動を一旦休止されているようです。)
はじめに 自分いじめの呪いを解く本
あなたは嫌なことや悩みに直面した時に、
自分を苦しめる思考や感情を抱えてしまうことはありますか?
気づくといつも自分を責めてしまっているあなたは、
幼少期から家庭環境の中で作られた、「〜すべき思考」が植え付けられているかもしれません。
「いい子でいなきゃ嫌われてしまう」「完璧じゃないと親が褒めてくれない」など、
大人になるまでの成長段階で「〜すべき」思考が無意識のうちに刷り込まれている可能性があります。
本書では、悩みや嫌なことに直面した時に自分で自分を苦しめてしまう思考や感情のことを【自分いじめの呪い】と定義しています。
そんな「〜すべき」思考から脱却し、『自分いじめの呪いから自分を解放し、心を軽くしよう!』
というのが本書のテーマです。
- いつもネガティブ思考になってしまう
- 嫌われないように無理をしてでも周りに合わせてしまう
- 「なんであんなことを言ってしまったのだろう…」と後から後悔してしまう
- 他人と自分を比べて落ち込む
- 空気を読めずいつも的外れな発言をして後悔する
など、つい自分否定したり自分で自分を苦しめてしまう人
自分いじめの呪いを解く本の紹介
自分いじめの呪いを解く方法
本書では【自分いじめの呪いを解く方法】として、
①原因を知る
②呪いを解く心のクセづけをする
この2ステップで紹介されています。
①原因を知る
まず、自分いじめをしてしまう【原因を探る】ことで、悩みや不安を客観視できるようになります。
そうすれば、「思ってたより気にすることではないかも?」とか「育ってきた環境のせいでこういう思考が身についてしまったんだ!」など、
今までとは違う視点で不安や悩みを解消することが出来るようになります。
②呪いを解く心のクセづけ
原因が分かったら、次は今まで培ってきた【考え方や心のクセを少しずつ修正していく】ことが大切です。
少しずつ修正していけばあなたの毎日が楽になります。
①②まとめ
幼少期から現在までの自分を振り返り、
【自分いじめをしてしまう原因はそもそも何だったのか】を知ること。
そして、【考え方のクセを少しずつ修正していくこと】が自分いじめから解放される手段だと述べられています。
自分いじめの呪いを解く本の目次
全五章で構成されており、
様々な場面に潜む『自分いじめの呪いを解決する方法が40個紹介』されています。
第一章:あなたの心に潜む自分いじめの呪い
第二章:人間関係に潜む自分いじめの呪い
第三章:仕事に潜む自分いじめの呪い
第四章:日常に潜む自分いじめの呪い
第五章:自分を知る練習ノート
例えば、普段こういった悩みはありますか?
- どこにいても孤独を感じる
- 完璧主義がやめられない
- 他人に嫉妬してしまう
- 人に嫌われるのが怖い
- 自己主張ができない
- 周りから浮いていると感じる
- 反射的に嘘をついてしまう
- 人間関係をリセットしたくなる
- 人にうまく頼れない
- 休み明けが憂鬱
こういった悩みに対して、
まず『原因』の解説がされていて、
『対処法』が具体的に書かれているので参考になる解決法ばかりでした。
生きづらさを感じている人のココロが楽になる方法
第五章に【自分を知るノート】という章があります。
書き込み式で、今までの人生の振り返りが出来るページがあるのでぜひやってみてください。
自分を深堀りして性格を理解することで、
『不安に対処できる』『自分軸が持てる』『自分の機嫌をとれる』ようになります。
感情をコントロールできるようにするために、自分を深く知ることが重要です。
自分の行動や感情の理解が深まると、人の行動や感情も理解できるようになるのです。
ぜひ一度、今までの人生の振り返りをしてみてください。
自分いじめの呪いを解く本のまとめ
今回は、「〜すべき思考」に縛られて気がつくと自分で自分を苦しめてしまっている人に向けて、
【自分いじめの呪いを解く方法】を紹介しました。
【自分いじめの呪いを解く本でわかったこと】
- 不安や悩みの原因を知ることで客観視できるようになる
- 考え方のクセを少しずつ修正していくことで、ココロが楽になる
- 今までの人生を振り返ることで、自己理解が深まるとともに、
他人の気持ちも理解しやすくなり人間関係がスムーズになる
第五章の【自分を知る練習ノート】は、
実際に書く作業をすることで、かなり感情や考え方を整理できるのでぜひ行ってみてください。
